主宰挨拶
 









撮影:若原弘子

皆さん初めまして、劇団おしゃれ大学主宰の青柳瑞樹です。

我々は映像、舞台、さらには様々な団体とコラボをしながらこの10年間、
表現活動をしてまいりました。
この劇団おしゃれ大学に至る道のりをちょこっとお話させて下さい。

以前、私青柳は東京壁塾と言う団体をプロデュースしておりました。
公演を行うのと並行して、色々な団体や表現者の方々と知り合い、
その過程で、個人よりも団体で、それぞれが、それぞれに強い個を持って、
クオリティー高い演技力の提供をできる場をと言う目的をもち、
この劇団を旗揚げ致しました。

劇団名に至っては、
若輩だった私が朝起きた時に偶然思いつき一日中ニヤついていたネーミング、
お偉い方々が、
この劇団名を聞いて笑いを我慢している姿を想像して楽しんでいただけの、
結構適当なものです。

要は、仕切り直しをしたかったのです。

仕切り直しと言っても中々まとまらず、
ただ、1年1年、今の自分に何ができるか?を問いかけていきました。

その中で向かった先は、未来を自分で描く事でした。
そんな最中、「とことこところざわ探偵社」を制作致しました。

制作自体は本当に…大変な思いを致しました。
自らのアルバイトの費用を殆ど注ぎ込み、
撮影期間中は制作やらシナリオやら現場の調整やらが一年程。
その後も、やはりアルバイトを終えた後はずっと編集で家にこもりきりの作業生活。

自身、初めてのドラマ撮影だったため、時間がかかったのは当然なのですが、
とても先の見えない日々でした。

ただそんな中、徐々に支えてくれる人も増え、
完成時には100人以上が関わるプロジェクトに成長していた事。
これには、今でも驚いた記憶が残っています。

そして、その時に気付いた事は、人に恵まれている…と言う事でした。

それからは制作を、舞台・映像とバランスよく指揮できる様になり、
私だけでなく周りの人達も制作をできる様になってきました。

と…まぁ、劇団の過去等を照らし合わせて書いてみたのですが
要は私自身、この劇団と共に成長をしてきたと言う訳です。

さあ、これからの10年
この劇団はどの様な方向に向かって行くのでしょうか?

今、その10年後の扉を開けてみたい気もするし…そうしたくない気もします。
もしかしたら主宰が私じゃないかもしれませんね。
でも、もし、そうだとしても、それがこの劇団のあるべき姿なんだと思います。

私自身のこれからは、
地域貢献や教育を絡めた表現活動を映像・舞台双方向から
大切な仲間と…そして今後新しく知り合うであろう方たちと
作り上げていけたらと思います。

ここまでこの劇団を支えて頂いた方、全ての人に感謝致します。
誰ひとり忘れていませんよ。
それでは、この辺で…。

そうそう。もし、何かしら興味をお持ちでしたら気軽にお声かけ下さい。
我々は常に新しい 何か を探しています。



劇団おしゃれ大学主宰 青柳瑞樹

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